Report : 09.06.13 千里丘カタリベ

【大阪】千里丘カタリベ - コーヒーと語る - 

2009.06.13(Sat) cafe & food may にて

090613_1601~01.jpg

今回集まっていただいたみなさんは30〜80代というとても幅広い世代。
そのため集まった本、意見も様々でとても有意義な2時間になりました。

カタリベを始める前に今回声をかけていただいた珈琲豆専門店香林坊のココリコさんの協力で
昭和30年代に飲まれていた珈琲の復刻版をドリップしていただきました。
かなり濃い。でも香りや風味がとてもよくておいしい。
ココリコさんのおススメで生クリームと砂糖をいれていただくとまた感じが変わってとても飲みやすくなりました。
ココリコさんの解説によると、日持ちのしない生クリームに変わってフレッシュが出ると濃いタイプの珈琲に変わってアメリカンが主流になったそう。
また当時の大阪は日雇い労働者も多く、朝の濃い珈琲で眠気を吹き飛ばして仕事に向かったのだとか。
時代や商品の移り変わりによって珈琲の歴史も変わる事を感じながら、今回のカタリベが始まりました。

西原理恵子+母さんズ「ああ息子」
お母さんから見て不可解な息子の行動。
鼻に様々なものを詰めてみたり、牛乳パックにおしっこを貯めていたり
そんな不可解な経験を全国のお母さんが400字程度にまとめて投稿したものを
編集して1冊の本にしたものです。
どの投稿もおもしろおかしくて笑えちゃうのですが
もうすぐ息子を産むかもしれない私からしたら全然笑えない(笑)
もし息子が産まれたらきっと何かを鼻に詰める!そんな心構えが出来た本です。

白州正子「夢幼抄」
文章に見える著者の白黒はっきりした生き方や考え方が好きだという1冊。
またこの方の骨董のコレクションはすばらしく、ぜひ一度見たいそうです。

獅子文六「可否(コーヒー)道」(「コーヒーと恋愛(可否道)」に改題)
食通の獅子文六氏は珈琲も好きだったそうで、珈琲がキーになる恋愛小説です。
珈琲を入れれば右に出るものはいない女優と彼女を取り巻く男たちの話。
コーヒーの当て字の「可否」を使っているところも良く、予想できなかった結末もおススメです。

なばたとしたか「こびと大百科」
ヴィレッジヴァンガードで見つけた、ちょっとした息抜きに開けてしまう本。
何気ない景色の中にこびとを見つけて笑ってしまう。
ちゃんと見つけ方も書いてあって、読んでいて楽しくなります。

ガブリエル・バンサン「アンジュール ある犬の物語」
友人からもらった本だそうです。
文字はまったくなく、デッサンのみの絵本。
読む時の気分によって犬の表情から読み取れる感情が全く違うらしく
ストーリーの捉え方も人によって様々であるような印象を受けました。

谷川俊太郎 中里和人「こやたちのひとりごと」
中里氏が撮影したこやの写真に谷川氏が文をつけたもの。
様々な材料で必要に迫られてつくられたこやがとてもステキで
文章がさらに彩りを加えています。
子供にこの本を見せるととても盛り上がるそうで、その後も小屋を見つけると子供たちはおおはしゃぎなんだとか。

幅広い世代に受け入れられる本があったり、全く別の見方をされる本があったり
may さんのケーキのおいしさに感動したり
今回もあっという間の2時間でした。



全リストはコチラ